昨年(2018年)3月にリリーズされた、Yogee New Waves のBluemin' Days のパータンです。 この曲で一番印象的なパターンは、45秒あたりから始まるサビのパターンです。イントロのパターンもハイハットを開ける位置が少し違うだけで大体同じです。ベースドラムの4つ踏みと、変化を加えたハイハットの裏打ち、いわゆるディスコビートです。
ディスコビートは2000年くらいから頻繁に耳にする様になりました。それ以後ブームが何周もあり、そのたびにパターンが細かくなったり、マイナーチェンジを繰り返してきた印象です。いつも教室に通っている人たちが、好きな曲や、バンドで演奏している曲を聴かせてくれます。あくまでもそれを通しての印象ですが、最近ディスコビートを聴かなくなった様に感じていました。しかし時期的にまたブームがやってくるのかもしれません。 あと、最近は一時期の様に、手数や複雑なキメを詰め込んで、めまぐるしく展開していく曲よりも、シンプルなグルーブと歌を聴かせる曲が増えてきた印象があります。この曲もそう言った意味では比較的シンプルで、初心者の方にはコピーしやすい曲に入ると思います。
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レッスンで、ディスコビートの練習をする時に、雑談も交えて色々な説明をします。 とにかくこの10年くらい、ディスコビートが凄く流行っていて、多少流行の波はあるけど、最近またよく耳にする、なんて話をしながら曲を聴きます。そうすると、好きなバンドの曲でも同じ様なビートの曲がある、という反応が返ってきます。そんな中で、私が全く知らなかった女王蜂と言うバンドの、ヴィーナスと言う曲を教えてもらいました。 YouTubeでみたら、ビジュアル的にもインパクのあるバンドで、面白いです。ちなみに、ボーカルは、パッと見女性?でも声はどう聴いても男性、、、、で、実際は声のとおり男性だそうです。 ディスコビートの部分はどの曲も同じなので割愛します。この曲の特徴的なドラムは、まずイントロでしょう。ハイハットの16分音符と、ベースドラムの裏打ちの後、ハイハットの裏打ちが始まり、ディスコビートの曲である事を予感させます。 もう一つ特に面白いと思うのが、3分19秒くらいから始まるパターンです。 まず下の譜例を見て下さい。これはポップスやロックではよく使われる定番のパターンです。8分のハイハットの裏拍に16分音符のスネアが入り、グルーブにうねる感じを加えたり、音数の多い複雑な雰囲気を作る効果があります。 その右手を8分音符の裏打ちにして、ハイハットの開け閉めを加えた物が、この曲で使われているパターンです。 このようなアイデアは、色々な曲で使われています。慣れるまで少し難しいですが、以下の練習がおすすめです!
まず、どんな曲からコピーしても良いので、16分音符が入る少し複雑なパターンを用意。その右手のリズムを下の順に変えて行きます。
これはとても良い練習で、4ウェイの練習にもなるし、頭の体操にもなります。ただし、文章だけでは分かりにくいかも知れないので、また別の機会に動画でもあげて説明したいと思います。 今年の春から高校生に進学して、軽音でバンドを始めた子が、初めてバンドで演奏する曲と言って、KANA-BOON の ”ないものねだり” を持って来ました。 この曲はそれほど新しい曲ではなく、数年前にも、当時初心者だった子が、持って来た事がありました。この記事を書くに当たり、調べてみたら、2012年の曲みたいです。以来3年の間に、上記の2人以外にも、初心者バンドで演奏すると言って持って来た人が、2人くらいいた記憶があります。つまり、最近の初心者が選ぶ定番の曲の一つなんだろうと思います。 この曲は一貫してディスコビートです。曲の中間で少し複雑な動きになるとセクションもありますが、最近の他の曲比べれば、シンプルな曲で、まさに初心者にうってつけの曲と言えると思います。た・だ・し、、、、テンポが結構早いです。 ディスコビートは教則コーナーでやり方を説明しているので、分からない方は先にそちらの記事を読んで下さい。下の二つの記事の内容を演奏出来れば、この曲は基本的に演奏できます。 下の譜面は曲の中で何度も出てくる基本のディスコビートと、4小節目のフィルインです。イントロやサビ等、盛り上げるセクションでは、ハイハットのオープン&クローズで、ガンガン叩きます。 Aメロのセクション等、ちょっと抑えた感じでメリハリを付けたいときは、下の譜面の様に、ハイハットで閉じて、音量もセーブします。更に下の譜例では、2小節目や、4小節目に、16分音符のスネアが入っています。こういう小技がちょっとしてスパイスになって、サウンドをより面白くしています。 とにかく、ここ数年は裏打ちとハイハットの開け閉めからなる、ディスコビートが大流行中です。この曲が楽に叩けるくらいにならないと、最近の曲を演奏するのは厳しい物があるかも知れません。でも、冒頭にも述べた通り、とてもシンプルな曲なので、特に初心者の方にはお薦めの曲です。ただし、テンポは早いですよ笑
https://www.youtube.com/watch?v=UgS7vgquBvo 今 Total Fat の Party Party を採譜しています。この曲のイントロは典型的な裏打ちのディスコビートです。このビートは、私の印象だと、2000年代に入ってから良く耳にする様になりました。その後もバリエーションを加えながら、すっかり定番のビートとして定着した感があります。 8小節のセクションで、4小節ずつ10秒と16秒のところで、譜例のフィルインが入ります。 その後23秒から歌が入って来て、いわゆる Aメロです。このセクションは下の譜例の1小節目の通り、シンプルな8ビートのセクションです。7、8小節目、15、16小節目はキメなので、ギターとベースのリズムとしっかり合わせましょう。 サビはテンポが倍になっていて、とても速いビートです。最近他のバンドでも、曲の中に一部、倍テンのビートを挿入している曲を聴いたので、もしかしたらこのアイデアが流行って来ているのかも知れません。そうだとすると、これ系のビートを普段から練習しておきましょう。こういうビートをとっさに演奏するのは難しいです。 上の譜例では、譜面を元のテンポで書いてあるので、少し読みにくいかも知れません。演奏する内容は下の譜例の通りなので、参照して下さい 速いビートを演奏する時は、右手のハイハットが問題になります。人によっては、4拍全てを刻まないで、2、4拍のスネアと同じタイミングだけ刻む人もいます。Total Fat はどうだろうと思い、YouTube で 映像を確認したら、2拍目と4拍目の裏拍だけを演奏していたので、譜面もその通り書いてあります。この方法を覚えておくと、とてつもなく速いテンポの曲も楽に演奏できるので、覚えておいて損はありません。
もしテンポに余裕があれば、下の譜面の様に、ハイハットを4つで刻んでも問題ありません。また、裏拍で刻むのが安定しない時は、少しテンポを落として、4つで刻む練習をしてみましょう。 |
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12月 2023
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