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Cages

4/24/2018

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少し前に記事にした Christian Scott のアルバム The Emancipation Procrastination からCages という曲のパターンを採譜しました。

YouTubeで曲を聴けるので、まずは一度聴いてみてください。
初めてこの曲を聴いた時の印象は、勝手な造語ですが「ハイブリッドビート」でした。 移動中に聞き流していたので、なんとなくヒップホップ等のブルーブ系のビートに聴こえました。

譜面にすると以下のような感じでしょうか。
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ちなみに、4拍目のカッコ付きのスネアは実際には演奏しません。でも4拍目にもバックビートを感じることによって、完全にグルーブ系のビートになります。

しかし、じっくり集中して聴いて見ると、細かい3連符とベースドラムのコンビネーションが特徴的で、ジャズ定番のいわゆるエルビン系のフレーズであることがわかります。
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このように二つの異なる要素から成っているので、冒頭の「ハイブリッドビート」という印象を持ったわけです。

3連符のゴーストノートの細かい動きを早いテンポで演奏するのはとても難しいです。しかもベースドラムとのコンビネーションも複雑なので、とても良い練習になると思います。
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Ashes of Our Forever

2/15/2018

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Chrissitan Scott が昨年ジャズ百周年を記念してリリースした3部作Ruler Rebel,
Diaspora, 
The Emancipation Procrastination を最近よく聴いています。最初なにも持って2017年をジャズ百周年と言うんだ?と疑問に思いました。詳しくはこちらのサイトをご覧頂くとして、

『1917年にオリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンドが初めて「ジャズ」という単語を明記した商業用レコードを録音したことが起源として考えられています。』

ということだそうです。

ただ、この3部作は、過去のジャズの歴史を振り返るような音楽とは大分違います。スイングや4ビートといった、いわゆるモダンジャズのようなサウンドではなく、今の時代のジャズのあるべき姿を模索しながら提示しているように思います。

ドラムの特徴は、4ビートではなく hip-hopやR&Bのグルーブ系のビートをループのように繰り返しながら、変化していくスタイルが多いです。基本のビート自体はシンプルなものが多く、初心者でもパターンをコピーするのはそれほど難しくないと思います。テクニック的には、片手で16分音符を演奏する曲が多く、慣れが必要です。この16ビートはここ数年すごく流行っている印象があります。

今回はアルバム The Emancipation Procrastination から Ashes of Our Forever のパターンを紹介します。この曲はテンポが早くパターンも音数が多く複雑なので、いい練習になると思います、
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Blues by Five

4/3/2016

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今回もジャズのドラムソロの譜面です。Miles Davis の Cookin' With The Miles Davis Quintet に収録されている、Blues By Five における、4バースのドラムソロです。ドラマーは Philly Joe Jones です。
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Philly Joe Jones はルーディメンツの名手で、パッと聴いた感じでは到底分からない様な複雑な手順を使っています。昔のModern Drummer にJohn Riley が Miles Davis の Workin' に収録されている Four における Philly Joe Jones のドラムソロを解説している記事があります。非常に複雑な手順が書かれていて、初めてその譜面を見た時は、なんでこんな事が分かるんだ?と衝撃を受けました。

また、同じく過去の Modern Drummer で Philly Joe Jones のインタビューを読んだら、Philly は自分の過去のドラムソロを自分で解説した本を書いていて、レッスンでは教材として使っていたそうです。

Berklee にも Philly Joe Jones のマテリアルをたくさん持っている先生がいましたし、おそらく John Riley も直に Philly のレッスンを受けた事があるか、Philly のマテリアルを見た事があるのでは無いかと思っています。

私は John Riley の譜面を読んで以降、自分なりにも Philly の手順を考える様になりました。パソコンを使って再生速度を遅くすると、特にパラディドル系の手順等は、なんとなく分かる様になります。

過去に教わった手順もおおくありますが、それがこの曲でも正しいかは、正直私には分かりません。インターネットの様な公の場で、推測に基づく手順も含めて譜面を公開するのは、ちょっと恥ずかしいのですが、あくまで私にはこう聴こえる、という主観で手順付きの譜面を載せてみます。

くどい様ですが、上の手順はあくまで私の考えです。また、3つ目のソロですが、6拍5連の様なリズムになっていて、譜面には中々書ききれません。よって譜面上では6拍で収まる様に書いていますが、CDで聴いた感じとは多少違います。

などなど、おそらく突っ込みどころ満載なのですが、それでも多少はお役に立てばと願っています。疑問や間違いの指摘などありましたら、是非お知らせ下さい。
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Gregory Hutchinson

2/17/2016

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2月16日から18日までの3日間、Gregory Hutchinson が丸の内のコットンクラブに Peter Martin Trio で出演中です。私は初日の昨日行って来ました。

Greg は私がジャズを始めた頃から憧れ続けているドラマーです。私の主観では、今生きているドラマーの中で、ずば抜けてナンバーワンのドラマーです。

アメリカにいた頃は、ミーハーな追っかけでした。当時 Greg は Ray Brown Trio のメンバーで、私が住んでいるボストンには半年に一度くらいの頻度で来ていました。Greg が来ている週は、ほぼ毎日クラブに行っていました。そして遂にはレッスンを受けるという、非常に幸運な機会にも何度が恵まれました。

日本に帰国してからも、来日する度に見に行って、可能な時なレッスンをしてもらっていました。ここ最近は2〜3年に一度くらいしか見る事が出来なくなってしまいましたが、見るたびに益々凄くなって行く Greg に毎回度肝を抜かれています。

いつも同じ事を言っている気もしますが、今回の Greg は本当に凄かったです。間違い無く、今までで一番良いです。ドラムの事に関しては、ある程度冷静に、論理的に説明出来なくてはいけないと思っていますが、今回は無理です。言葉を失うくらいの衝撃でした。

2011年に来日した際には、Greg が私のスタジオへ遊びに来てクリニックを実施しました。実は今回も可能ならクリニックを開催したいと思い、前々からコンタクトしていました。しかしながら、今回は彼はライブ初日当日の16日に来日して、終わった翌日の金曜日には日本を発つそうです。平日の昼間だとさすがに無理だろうと言う事で実現には至りませんでした。次回来日する時に機会があれば、その時はやろうと言ってくれているので、改めてご案内出来る事を楽しみにしています。

今日これを記事にしたところで、残りは明日一日だけですが、本当にお薦めです。お時間のある方、明日はコットンクラブへ行きましょう!!

写真は前回2011年にクリニックを開催した時の様子です。
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Au Privave Drum solo by Max Roach

2/2/2016

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今回はタイトルの通り、ジャズのドラムソロです。曲はチャーリー・パーカーの Au Privave と言うブルースで、1コーラス12小節のドラムソロです。ドラマーは若かりし頃のマックス・ローチです。

この曲のドラムソロの冒頭部分は、テーマのメロディーをそのまま歌った様なフレーズになっています。下にメロディーの譜面も載せるので合わせて確認してみて下さい。

ジャズのオリジナルと言われる曲は、複雑なリズムの曲が多くあります。特にチャーリ・パーカーの曲は Confirmati0n をはじめ、リズムだけをとっても非常に難しい曲がたくさんあります。そういう曲のメロディーをスネアで演奏したり、ドラムセットに応用すると、メロディックなドラムソロを演奏出来る様になります。この曲のメロディーもかなり難しいので、ドラムソロのコピーだけでなく、スネアでメロディーの練習もしてみて下さい。

もう少し具体的な練習法などを、近いうちに教則コーナーの方でも説明したいと思っています。
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