3月〜5月の長い間、コロナ禍で今までに経験したことがない程の時間を持て余していました。その時は不安で塞ぎ込んでいましたが、今となって思い返すと、本当に貴重な時間でした。 まずは何よりも、自分自身の練習の時間を充分に持てました。それ以外でも、レッスンの内容を改めて考え直したり、普段疎かにしがちな事に腰を据えて取り組む事ができました。そんな中で、前々から思っていた事の一つに、教材の問題があります。 レッスンでは必要に応じて市販の教則本や曲集を使います。長く使っていると、細かいところに不便を感じることもあります。自分のレッスンで使う本だから、自分で書いたら痒いところにも手が届くような、理想的なものができるのではないか?と思い、スネアの練習曲集を書き始めました。 いろいろありますが、特に意識した点は概ね以下のとおりです。
今の時代は、Kindleなどの電子出版もあり、セルフ出版のハードルはかなり低そうです。将来的には、何らかの形で世に出したいなと密かに企んでいいます。
0 コメント
前回説明した6連符の続きで、今回は9連符を説明します。あまりなじみの無い手順かもしれませんが、特に Philly Joe Jones が6連符と組み合わせてよく使っています。正直に言うと、Philly 本人が使っていた正確な手順はわからないのですが、レコードから聴いた感じ、アメリカでレッスンで教わった手順などから考えて、二つの手順をご紹介します。 9連符は 6+3 の手順です。最初のパターンでは 6 の部分がパラディドルーディドルです。 次の手順では 6 の部分が 6 Stroke Roll になっています。 9連符と言うのは、3連符を3拍で9になっています。同様に6連符は3連符を2拍。これをふまえて組み合わせると、3拍フレーズとして使う事ができ、フレーズのバリエーションが一気に広がります。3拍フレーズも含め、これから詳しく説明して行きたいと思っています。
コンテンツを作る際に、教則コーナー Method とこのブログで、どちらに適しているか判断に迷う事もあります。今回は教則コーナーの方が適している気もするのですが、最近ブログの方を更新していないから、という適当な理由でこちらにしました。 今回はジャズのドラムソロでよく使う定番の手順をいくつかご紹介します。 まずは6連符。この手順を私は 6 Stroke Roll と呼んでいます。ジャズに限らず、ファンク、ラテン、パンク等々、様々なスタイルの音楽にフィットします。定番中の定番の手順です。コツはアクセントのメリハリをきちんとつけて、早くなった時はアクセントの音を細かいゴーストノートで埋めて行くイメージです。 次は上のパターンのバリエーションで、最後の音のアクセントを抜きます。 次も同じく6連符ですが、 パラディドルーディドルの手順です。 上記3つはどれも似た手順です。速いテンポでも演奏出来る様に繰り返し練習しましょう。Philly Joe Jones のドラムソロでは、6連符と9連符と合わせたフレーズがよく出て来ます。9連符は次回説明しますので、乞うご期待!
|
カテゴリ
すべて
アーカイブ
9月 2024
|