今 Total Fat の Party Party を採譜しています。この曲のイントロは典型的な裏打ちのディスコビートです。このビートは、私の印象だと、2000年代に入ってから良く耳にする様になりました。その後もバリエーションを加えながら、すっかり定番のビートとして定着した感があります。 8小節のセクションで、4小節ずつ10秒と16秒のところで、譜例のフィルインが入ります。 その後23秒から歌が入って来て、いわゆる Aメロです。このセクションは下の譜例の1小節目の通り、シンプルな8ビートのセクションです。7、8小節目、15、16小節目はキメなので、ギターとベースのリズムとしっかり合わせましょう。 サビはテンポが倍になっていて、とても速いビートです。最近他のバンドでも、曲の中に一部、倍テンのビートを挿入している曲を聴いたので、もしかしたらこのアイデアが流行って来ているのかも知れません。そうだとすると、これ系のビートを普段から練習しておきましょう。こういうビートをとっさに演奏するのは難しいです。 上の譜例では、譜面を元のテンポで書いてあるので、少し読みにくいかも知れません。演奏する内容は下の譜例の通りなので、参照して下さい 速いビートを演奏する時は、右手のハイハットが問題になります。人によっては、4拍全てを刻まないで、2、4拍のスネアと同じタイミングだけ刻む人もいます。Total Fat はどうだろうと思い、YouTube で 映像を確認したら、2拍目と4拍目の裏拍だけを演奏していたので、譜面もその通り書いてあります。この方法を覚えておくと、とてつもなく速いテンポの曲も楽に演奏できるので、覚えておいて損はありません。
もしテンポに余裕があれば、下の譜面の様に、ハイハットを4つで刻んでも問題ありません。また、裏拍で刻むのが安定しない時は、少しテンポを落として、4つで刻む練習をしてみましょう。
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3月 2025
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