コロナ禍でレッスンもできず、4月は塞ぎ込むことが多かったです(T ^ T) しかし、今の持て余すほどの時間と言うのは、実は学生時代にもなかったと思います。普段は自分自身の練習やレッスン教材の作成など、やりたい事、やらなければいけない事はたくさんあっても、十分な時間を割くことができません。5月は心機一転、日頃疎かにしがちな事に集中して取り組む良いチャンスと捉え、前向きに生活していきたいと思っています。 さて表題の Noteflight ですが、譜面を作成するウェブアプリです。譜面作成といえば、定番中の定番、FInale をバークリー時代から二十年以上使い続けています。ただ、タブレットに対応する気配が全く無いので、他に使いやすそうなものは無いか探していました。 Noteflight はブラウザー上で作業するウェブアプリなので、パソコンはもちろん、iPad、Androidなど、OSを問わず使うことができます。画面の小さいiPhoneでの作業は無理がありますが、印刷などを行えるだけでもかなり便利です。 試し始めてまだ2日ですが、MIDIキーボードでの入力もできて、作業はかなりやりやすいです。Finale は細かい調整など、本当に行き届いていて、思い通りの譜面に仕上げることができます。しかし、作業がとても煩雑で、いちいちメニューを行き来しなければなりません。一方 Noteflight はとても直感的で、慣れればすぐに Finale よりも早く作業を終えられそうな感じがします。もちろん普段 Finale で使っている機能で、 Noteflight では使えないものもあります。しかしそれらを差し引いても、これを機にNoteflight に乗り換えようかな、と思える使い勝手の良さがあります。
5月は、今まで Finale で作ってきた膨大な譜面データをコロナ禍のおかげで出来た時間を有効に使って移行してみようと思っています。
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曲の再生速度を調整できるスローダウンナー系のアプリの代表格、Amazing Slow Downer が、先日のアップデートでついにApple Musicに対応しました。このアプリは以前からSpotifyには対応していたのですが、Apple Musicにも対応したことで、さらに強力になりました。 Slow Downerのアプリは他にもたくさんありますが、私の知る限り、ストリーミングサービスに対応しているのは、この Amazing Slow Downer だけです。Slow Downer は波形を表示するインターフェースのものが一般的で、私はその方がマーカーを打つなど、使い勝手が良いと思います。 Amazing Slow Downer と、Transcribe+ というアプリの比較です。Transcribe+ の方が、マーカーが打ちやすいし見やすくて、曲の任意の場所に即座に移動出来るんですよね。今でも十分便利になりましたが、願うことなら、今後SpotifyやApple Musicは他のアプリにも対応してほしいです。
Apple MusicやSpotifyの楽曲はストリーミング形式なので、専用のアプリ以外で聞くことはできないとずっと思っていました。なので、レッスンで使いたい曲や、ドラムを譜面に起こしたい時など、必要に応じてファイルをダウンロード購入して、再生速度を変更できるソフトで使っていました。 ところが、Spotifyの楽曲はAmazing Slow Downer というアプリを使うと再生速度とピッチを自由に変更できることを昨日知りました。これはちょっと革命的に便利になると思います。Spotifyは最近Apple Musicに猛追されているそうですが、このポイントをもっとアピールすればミュージシャンは迷わずSpotifyを選ぶんではないだろうかと思うほどです。 簡単にやり方を動画で説明したのでアップします。なぜか途中から映像と音がずれてしまい、イマイチな出来ですが、直し方もわからないので、もう投げやりにそのままアップします。動画としては人様に公開する様なクオリティーには程遠くおはずかしいです、、、、 Chrissitan Scott が昨年ジャズ百周年を記念してリリースした3部作Ruler Rebel,
Diaspora, The Emancipation Procrastination を最近よく聴いています。最初なにも持って2017年をジャズ百周年と言うんだ?と疑問に思いました。詳しくはこちらのサイトをご覧頂くとして、 『1917年にオリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンドが初めて「ジャズ」という単語を明記した商業用レコードを録音したことが起源として考えられています。』 ということだそうです。 ただ、この3部作は、過去のジャズの歴史を振り返るような音楽とは大分違います。スイングや4ビートといった、いわゆるモダンジャズのようなサウンドではなく、今の時代のジャズのあるべき姿を模索しながら提示しているように思います。 ドラムの特徴は、4ビートではなく hip-hopやR&Bのグルーブ系のビートをループのように繰り返しながら、変化していくスタイルが多いです。基本のビート自体はシンプルなものが多く、初心者でもパターンをコピーするのはそれほど難しくないと思います。テクニック的には、片手で16分音符を演奏する曲が多く、慣れが必要です。この16ビートはここ数年すごく流行っている印象があります。 今回はアルバム The Emancipation Procrastination から Ashes of Our Forever のパターンを紹介します。この曲はテンポが早くパターンも音数が多く複雑なので、いい練習になると思います、 随分長いことブログを放置してしまいました。久しぶりに肩慣らしを兼ねて記事を書こうと思います。今更ですが、表題の Apple Musicについて書いてみます。
Apple Music は Apple が提供している定額の音楽聴き放題のサービスです。2015年に始まり、私も使っています。結論から言うと、とてもいいサービスだし、ミュージシャンの視点からも、有用なサービスだと思います。 正確な事はわかりませんが、レコードの歴史は大体1920年代から始まります。若かりし頃のルイアームストロングのレコーディングなどが、今聴く事ができる最も古いレコードの一つではないかと思います。つまりそろそろ100年になります。 ジャズだけで考えても、その間には様々なスタイルの音楽があり、多くの素晴らしいミュージシャンがいます。私も色々な年代の音楽を聴いてきましたが、全ての年代の全てのスタイルを網羅する事は到底出来ません。 ちょうど私がApple Music を利用し始めた頃、私はチャーリーパーカーに改めてハマっていました。それに関連してパーカーより前の世代のコールマンホーキンスや、レスターヤングを改めて聴きたいと思っていたのですが、Apple Music だと30年代、40年代の古いジャズがとても充実していることに驚きました。 いちいちCDを買ったり、ダウンロードで買ったりしなくても、音楽史の資料と言っても過言ではないレコードが豊富にあり、それらをワンクリックで聴くことができる。大げさでなく、これは革命的な出来事だと思いました。 ロックだって、ビートルズ以降すでに50年以上の歴史があります。長く音楽を聴いていると、70年代のプログレッシブロックを改めて聴きたい、なんて突然思うことがあるわけです。昔はその度にいちいちCDを買っていたので、本当に便利な時代になったと思います。 最新の J-Rock や J-Pop のラインアップはそれほど充実していませんが、ミュージシャンにとっての有用性は非常に高いと思いますよ! |
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