ドラム譜の読み方
ドラマーには、楽譜に対して苦手意識を持っている方が大勢います。しかし、ドラムに限らず、音楽をやって行く以上、やはり楽譜は読めた方が良いです。今後こちらのコーナーでも様々な楽譜を載せていきますので、まずはドラム譜の読み方を覚えてしまいましょう。
ドラムセットも楽譜に書く時は、ピアノ等の他の楽器と同じ様に5線譜を使って書きます。しかしドラムセットには音程がないので、5線譜を使い、どのドラムを演奏するかを指定します。まずはそれを覚えて下さい。
ド ラムセットのセッティングでタムやシンバルの数に決まりはありません。当然タムやシンバルの数が多くなればなるほど譜面も複雑になって来ます。今は、リ ハーサルスタジオ等で、最も一般的なセッティングと言える、スネア、ベースドラム、タムX2、フロアタム、にシンバル4枚の構成で説明します。とりあえず これらの音符がどの楽器を差しているのかが分かれば、簡単な8ビートの譜面はすぐに読める様になります。
ドラムセットも楽譜に書く時は、ピアノ等の他の楽器と同じ様に5線譜を使って書きます。しかしドラムセットには音程がないので、5線譜を使い、どのドラムを演奏するかを指定します。まずはそれを覚えて下さい。
ド ラムセットのセッティングでタムやシンバルの数に決まりはありません。当然タムやシンバルの数が多くなればなるほど譜面も複雑になって来ます。今は、リ ハーサルスタジオ等で、最も一般的なセッティングと言える、スネア、ベースドラム、タムX2、フロアタム、にシンバル4枚の構成で説明します。とりあえず これらの音符がどの楽器を差しているのかが分かれば、簡単な8ビートの譜面はすぐに読める様になります。
- Crash Cymbal : 曲のセクションの頭など、曲の要所でアクセントとして入れるシンバルです。上の図ではクラッシュシンバルを左右に一枚ずつ、計2枚セットしています。2枚のクラッシュシンバルのどちらを演奏するか、楽譜上では特に指定しません。どちらのシンバルを叩いても構いません。
- Hi-Hat (右手):2枚のシンバルを重ね合わせたものです。スタンドにペダルが組み込まれていて、足で踏んで演奏する事もできます。8ビートでは右手で8分音符くメインのシンバルです。
- Ride Cymbal(右手): Hi-Hat と同じ様にビートを叩くメインのシンバルです。ジャズではむしろ Hi-Hat よりも Ride を多く使います。
- Hi-Hat / Foot(左足):右手がライドシンバルを叩いている時に、2・4拍で踏んだりします。また、 記譜法は異なりますが、ハイハットのリズムに微妙なニュアンスを付けたりと色々な役目があります。しかし、初心者のうちは意識しなくても良いです。 右手で刻んでいるリズムがルーズにならないように、つま先に重心を掛けてしっかり踏みましょう
- Bass Drum(右足):大太鼓の事です。ペダルを使って右足で演奏します。8ビートでは1・3拍で踏みます。
- Snare Drum(左手):小太鼓の事です。8ビートでは2・4拍(バックビート)のアクセントを叩きます。
- High Tom : 普通はベースドラムから伸びたホルダーにマウントして主にフィルインで使います。タムの数はセッティングによって異なりますが、ロックでは2つセットする のが最も一般的です。皆さんが普段利用されるリハーサルスタジのドラムセットも、2タムの物がほとんどだと思います。ジャズではタムを一つしかセットしな い、いわゆる3点セットが一般的です。
余談ですが、日本ではスネアを除いて3点セットと呼びますが、アメリカではスネアも含めて 4 Piece と言います。 - Low Tom : 上で説明した2つセットするタムのうち、口径が小さい物をハイタム(音程が高い)、口径が大きい物をロウタム(音程が低い)と呼びます。
- 低音域のタムです。サイズも大きくなるので、脚が付いていて床の上に直接置きます。そのためフロアタムと呼ばれます。ベーストムまたはバスタムという事もあります。
今後、実際のドラム譜をたくさん載せて行きますので、是非以上を参考に、ドラム譜を読める様になって下さい。