パンクビート
ド ラムを始めて、最初にぶつかる壁の一つが速い曲です。ドラムに限らず、楽器の演奏において、速い曲やフレーズを演奏するのは、非常に難しいことです。特に 初心者の場合、複雑なビートやフレーズは、簡単なパターンに省略して演奏するという方法がありますが、速い曲だけは、猛特訓して曲のテンポで演奏出来る様 になるしかありません。
一概に早い曲といっても、大きく二つに分けて考えたいと思います。1つ目は、8ビートの8分音符が速い曲。曲のテ ンポ自体は、例えば ♩=180〜 とそれほど早くなくても、8分音符を演奏している右手が辛くなります。2つ目は、曲のテンポそのものが、例えば ♩=240〜 と非常に早い曲です。
下のサンプル音源は ♩=200 の演奏です。譜例の1つ目のパターンでは、右手のハイハットを8分音符で演奏しています。これくらいのテンポになってくると、さすがにハイハットを演奏し ている右手がキツくなって来ます。このような時は、右手の8分音符を半分の4分音符にしてしまいます。それが譜例の2つ目のパターンです。
こ のビートは、パンク系の音楽では最も基本的なビートの一つです。余談ですが、このビートを、右手が4分音符を演奏している事から、4ビートと呼ぶ人もいま す。しかし、一般的に4ビートと言うとジャズのビートを指します。また、ビートと言うのは、ドラマーが右手で刻んでいるリズムではなく、ベーシストが演奏 しているリズムによって定義されます。なので、例えドラマーが4分音符でビートを刻んでいても、ベーシストが8分音符のベースラインで弾いていれば、その 音楽は8ビートになります。
一概に早い曲といっても、大きく二つに分けて考えたいと思います。1つ目は、8ビートの8分音符が速い曲。曲のテ ンポ自体は、例えば ♩=180〜 とそれほど早くなくても、8分音符を演奏している右手が辛くなります。2つ目は、曲のテンポそのものが、例えば ♩=240〜 と非常に早い曲です。
下のサンプル音源は ♩=200 の演奏です。譜例の1つ目のパターンでは、右手のハイハットを8分音符で演奏しています。これくらいのテンポになってくると、さすがにハイハットを演奏し ている右手がキツくなって来ます。このような時は、右手の8分音符を半分の4分音符にしてしまいます。それが譜例の2つ目のパターンです。
こ のビートは、パンク系の音楽では最も基本的なビートの一つです。余談ですが、このビートを、右手が4分音符を演奏している事から、4ビートと呼ぶ人もいま す。しかし、一般的に4ビートと言うとジャズのビートを指します。また、ビートと言うのは、ドラマーが右手で刻んでいるリズムではなく、ベーシストが演奏 しているリズムによって定義されます。なので、例えドラマーが4分音符でビートを刻んでいても、ベーシストが8分音符のベースラインで弾いていれば、その 音楽は8ビートになります。
と ても単純な方法ですが、こうする事で一気に早いテンポの曲を演奏出来る様になります。まずは色々なテンポで、安定して長くパターンを続けられる様に練習し ましょう。あと、実際にバンドで演奏する時は、ハイハットをハーフオープン気味に少し開いた方が、音が薄くならずに良い場合が多いです。