ブラシのタッチ
今回はブラシを使ってできる、とても効果的な基礎練習のお話です。
実 は、ブラシは非常にすぐれた、基礎練習のツールでもあります。詳しい号数は忘れてしまいましたが、昔読んだ Modern Drummer のインタビューで、Jeff "Tain" Watts もブラシでルーディメンツの練習をたくさんした、と言った趣旨の事を話していました。実際にブラシを使って、クローズドロールを除くほぼ全てのルーディメ ントを演奏できます。ブラシの場合は一音一音をはっきり発音するのがスティックよりも難しいため、ただブラシを使って基礎練習をするだけで、とても良い練習 になります。
ポイントは、ブラシを「バシャッ」と打面にルーズに当てないで、ブラシの先っぽで「タッ・タッ」とスタッカートで発音出来る 様に演奏する事です。下の動画では同じ内容を2回演奏しています。1回目はスタッカートでキレのあるリズムを打つ様に心がけています。2回目は反対にブラ シを打面にルーズに落としているだけです。
実 は、ブラシは非常にすぐれた、基礎練習のツールでもあります。詳しい号数は忘れてしまいましたが、昔読んだ Modern Drummer のインタビューで、Jeff "Tain" Watts もブラシでルーディメンツの練習をたくさんした、と言った趣旨の事を話していました。実際にブラシを使って、クローズドロールを除くほぼ全てのルーディメ ントを演奏できます。ブラシの場合は一音一音をはっきり発音するのがスティックよりも難しいため、ただブラシを使って基礎練習をするだけで、とても良い練習 になります。
ポイントは、ブラシを「バシャッ」と打面にルーズに当てないで、ブラシの先っぽで「タッ・タッ」とスタッカートで発音出来る 様に演奏する事です。下の動画では同じ内容を2回演奏しています。1回目はスタッカートでキレのあるリズムを打つ様に心がけています。2回目は反対にブラ シを打面にルーズに落としているだけです。
次の例では、簡単なスネアの練習曲を演奏しています。ここでも同じ曲を2回演奏しています。1回目はタイトに、2回目はルーズに、上の動画と同じです。
ブ ラシで更に難しいのはダブルストロークです。次回はダブルストロークの例をご紹介します。今日ご紹介したようなタッチはキレのある演奏には欠かせません。 私がCDで聞いた中で、一番圧倒されたのは Philly Joe Jones の演奏です。中でも Bud Powell の Time Waits はお勧めです。John's Abbey では「こんなのスティックでも出来ないよ」と悲鳴を上げたくなる様な強烈なソロが聴けます。