スティックコントロールを使った4ウェイコーディネーションの練習法
ドラムセットの発展的な練習の一つに4ウェイコーディネーションがあります。簡単にいうと4本の手足を独立してコントロールできるようにする練習です。独立という意味から4ウェイインディペンデントと呼ぶこともあります。
ジャズでは Ted Reed の Syncopation を使った練習が有名ですし、他にもGary Chester の New Breed など4ウェイのために書かれた本もあります。今回は George Stone の Stick Control という古典的な定番の教則本を使った4ウェイの練習法をご紹介します。
まず下は Stick Control の5ページです。この24個ある手順の組み合わせをドラムセットに展開して4ウェイの練習をしていきます。
ジャズでは Ted Reed の Syncopation を使った練習が有名ですし、他にもGary Chester の New Breed など4ウェイのために書かれた本もあります。今回は George Stone の Stick Control という古典的な定番の教則本を使った4ウェイの練習法をご紹介します。
まず下は Stick Control の5ページです。この24個ある手順の組み合わせをドラムセットに展開して4ウェイの練習をしていきます。
先に進む前に、まずエササイズの基本となるビートのパターンを決めましょう。これはまあなんでもいいのですが、今回はパンク系の音楽でよく使われるビートをで練習します。下の譜面をご参照ください。
基本のビートが決まったところで再び Stick Control に戻りましょう。p.5 のエクササイズ1を例に練習法を説明します。
下の譜面は、上の p.5 からエクササイズ1を切り取ったものです。R L R L という手順ですが、Rをベースドラム、Lをスネアで演奏することによって、パターンをドラムセットに展開します。
下の譜面は、上の p.5 からエクササイズ1を切り取ったものです。R L R L という手順ですが、Rをベースドラム、Lをスネアで演奏することによって、パターンをドラムセットに展開します。
上のパターンに、ハイハットの4分音符を追加します。譜面に書くと下のようになります。ハイハットは右手で演奏します。
基本パターン2小節を2回演奏して4小節演奏します。続けてエクササイズ1をドラムセットに展開した上のパターンを4小節演奏します。
まとめるの下の譜例のようになります。
まとめるの下の譜例のようになります。
以上を p.5 から p.8 まで続けます。最初はゆっくりから始めて、徐々にテンポを上げて行きましょう。メトロノームで8分音符を出しながら、スネアとベースドラムのコンビネーションが正確に演奏できるよういするといいと思います。